最後は人物で判断

意外と知らない人が多いのが訪問販売の点検商法と指摘商法です。
今でも被害があるようで、消費者センターにも相談件数が増えているようです。

点検商法の手口

突然の訪問で、「ここを通ったときに屋根が割れているようだから、無料で点検しますよ」と勝手に梯子を使い屋根に登り、写真を撮ってきたと見せながら「割れている箇所があり、ほっとくと雨漏りします」などと言って、屋根修理工事の契約を取ろうとする手口です。
見せられた写真は、屋根に登ったときに故意に割って撮った写真の場合もあります。
「今、道具を持っているのですぐに修理で直せますよ」と作業を初めてしまい数万円の支払いをしてしまうケースだと詐欺にあったと気付かない人が多いようです。

指摘商法の手口

こちらも突然の訪問になりますが、「近くで工事をしていて現場からお宅の屋根が剥がれているのが見えたので知らせにきました」と言って「工事中なので道具があるので修理がすぐにできますが、修理しますか」という手口です。
屋根の上は確認しようがないので、家の屋根が壊れていると言われたら不安になりますよね。
こちらも不安を煽ってから「今すぐに修理できますよ」と言われてしまうと「じゃ、やってもらおうかな」とその場で数万円の支払いをしてしまうケースです。

強風後の訪問者は注意が必要

大型台風のあとに訪問してきた業者が「瓦が剥がれている、早く修理しないと大変なことになる」など強引に屋根修理工事の契約をとろうとしてきたら要注意です。
簡単に修理できる工事でも高額な金額を要求してきます。
なので、屋根の上に登らせないことが鉄則です。
しかし、なかなか断り切れない人が多いのが現状です。
「すぐに契約すると00%の割引中ですからお得ですよ」と言葉巧みに言ってきたら注意が必要です。

屋根の修理はプロに頼むと安心

屋根修理専門のプロ業者であれば、

①屋根に登ってちゃんと調査する
②写真で全体や細かい部分を見せてくれる
③現状の報告だけだなく屋根の裏まで見てくれる
④修理以外にも最善の提案をしてくれる
⑤全て書面で説明内容を渡してくれる
⑥見積り書の内容を丁寧に細かく説明してくれる

以上が屋根修理プロの優良業者であるチェック項目になります。

屋根修理は修理する内容によって高額になったりします。
普段みえない所なので屋根の不具合を不安をかんじさせない対応をしてくれる業者の人だと安心して頼めますよね。

◎優良業者は火災保険にも詳しい

自然災害などの風災被害は、火災保険が利用できる場合があります。
風災被害とは、強風、雹や雷、竜巻などにあたります。
よく間違われるのは、経年劣化で引き起こされた症状です。こちらの場合は保険料はもらえません。
火災保険に加入していたら屋根修理の優良業者に情報を聞いておいてください。
保険料の申請時に頼れると思いますので屋根修理のプロにお願いするのが安心です。